オリックス・バファローズの連覇やプレミア12、オリンピック、WBCの侍ジャパン金メダルに貢献したスラッガーの吉田正尚選手。2023年シーズンよりメジャーリーグへ挑戦、今も尚海外で戦っていますよ。
今回は吉田正尚選手の年俸や出身、経歴などについて調査しました。
吉田正尚の年俸について
吉田正尚選手の年俸は以下のようになっています。
年 | 年俸 |
2016年 | 1500万円 |
2017年 | 2100万円 |
2018年 | 3100万円 |
2019年 | 8500万円 |
2020年 | 2億円 |
2021年 | 2億8000万円 |
2022年 | 4億円 |
2023年 | 1500万ドル(約18億円) |
2024年 | 1800万ドル(約21億6000万円) |
2025年 | 1800万ドル(約21億6000万円) |
なお、これらの数字はいずれも推定のものであることに注意が必要です。
2015年のドラフト会議でオリックス・バファローズに指名され、契約金1億円で入団した吉田正尚選手は、ルーキーイヤーから一軍で活躍を重ね、年俸も順調に上げていきました。2022年のオフにポスティングシステムを利用してメジャー挑戦、その際にバファローズには1537万5000ドルが譲渡金として支払われています。吉田正尚選手はメジャー挑戦の際に5年契約を結んでおり、2027年までは現在の年俸は下がらないようですね。
吉田正尚は筋肉がかっこいい?
吉田正尚選手といえば、「マッチョマン」の愛称で有名、日本の球場の中でもホームランの出にくい球場である京セラドームをホーム球場としながらNPB7年で133本の本塁打を放ったことからも分かる通り、凄まじい筋肉の持ち主なんです!吉田正尚選手を応援するファンもマッチョになっていく定めなのか、バファローズ時代は吉田正尚選手の打席の際にダンベルを模したグッズで応援していましたよ。
吉田正尚選手のかっこいい筋肉は過酷な筋トレによって作られています。YouTubeにもその様子は投稿されていますよ。
出展:Full-Count ベースボール専門メディア 公式チャンネル
吉田正尚の出身は?
吉田正尚選手は福井県福井市出身です。出身校は、小学校が福井市立麻生津小学校、中学校が福井市足羽中学校、高校が敦賀気比高校、大学が青山学院大学社会情報学部社会情報学科です。ちなみに中学生まではボーイズリーグの鯰江ボーイズに所属していましたよ。
高校の敦賀気比は福井県の高校野球強豪校、2025年時点で甲子園に夏12回、春12回出場しています。青山学院大学の硬式野球部は東都大学リーグの所属ですよ。
吉田正尚の経歴
ここからは吉田正尚選手の経歴について紹介します。
高校で一年時から4番打者を務める
子供の頃から「遠くへ飛ばしたい」という意識が強い子だったという吉田正尚選手は、敦賀気比高校への進学後はなんと1年夏から4番打者を務め、更に夏の甲子園にも出場しました。この時は名門、帝京高校と一回戦で当たり、自身は1安打を放つもチームは初戦敗退となっています。
2年春にはセンバツに出場し、ベスト8まで進出。しかし山﨑福也選手擁する日大三高との準々決勝で敗北しました。以降は甲子園の出場は叶いませんでしたよ。
東都大学1部リーグで活躍
青山大学進学後は、やはり1年春から4番打者を任され、春季リーグでいきなり指名打者としてベストナインに輝く活躍を見せ、秋季リーグでは2年先輩にして後にバファローズでもチームメイトとなる杉本裕太郎選手と共にクリーンナップを形成、2季連続の指名打者でのベストナインを獲得しました。
2年時からは外野手に転向、外野手としてもベストナインに輝いたものの3年秋にチームは2部に降格してしまい、吉田正尚選手在学中の一部復帰は叶いませんでした。
大学野球日本代表にも選ばれる
吉田正尚選手は大学日本代表にも名を連ねました。2年時の日米大学野球選手権大会、3年時のハーレムベースボールウィークの日本代表に選出され、4年時のユニバーシアードでは4番打者を務めて日本代表の優勝に貢献しています。
大学日本代表対NPB選抜では髙橋光成選手からホームランを放ち、U-18日本代表との壮行試合では二打席連続ホームランを放っていますよ。
ルーキーイヤーから10本塁打
バファローズから1巡目指名を受けた吉田正尚選手は、1番指名打者で開幕スタメンを勝ち取り、開幕6試合連続安打を放つなど上々のスタートを切りました。腰椎の椎間板症に苦しむ時期もあったものの、63試合出場で258打席に立ち、打率.290、出塁率.360、10本塁打を放つなど試合に出れば結果を残し、ルーキーとして大きなインパクトを残しました。
二年目の2017年も腰痛再発で一年間の試合出場数は64試合に留まり、268打席で打率.311、出塁率.410、12本塁打を放つなど「怪我さえなければ」というシーズンが二年続きましたよ。
3年連続全試合出場
2018年からは3年連続で全試合出場を果たし、特に短縮シーズンだった2020年はキャリアハイの打率.350を記録して首位打者に輝くなど素晴らしい活躍を見せました。2021年、2022年も全試合出場ではなかったものの規定打席には到達し、この5年間連続でベストナイン(2022年は指名打者部門、それ以外は外野手部門)を受賞、オールスターゲームにも開催が無かった2020年以外の4シーズンに出場しました。
吉田正尚選手の成績で特に驚異的なのは出塁率、2018年から5年連続で4割を越えており、2021年と2022年は最高出塁率のタイトルを獲得、2020年はタイトル獲得はならなかったものの.453のキャリアハイとなっています。
2023年からメジャー挑戦
2021年、2022年のバファローズ連覇に貢献し、WBCなどの国際大会でも活躍した吉田正尚選手は、2023シーズンより満を持してメジャーリーグに挑戦、ボストン・レッドソックスと契約を結びました。一年目は140試合に出場して打率は.289、出塁率は.338と、NPB時代からは数字を落としている部分こそあるものの、十分通用したと言える成績を残し、本塁打も15本放ちました。しかし怪我の影響もあり、2024年は108試合出場、2025年は55試合出場に留まっており、成績も少しずつ下がっているという状況です。今後の活躍に期待したいですね。
吉田正尚の結婚相手
野球選手とりわけメジャーリーガーの結婚相手というのは、佐々木朗希 結婚相手など、度々注目を集めますよね。吉田正尚選手は2017年10月にゆり香さんと結婚されています。ゆり香さんはフリーモデルとして活動し、ミス・ユニバースや関西コレクションなどでも活躍された方です。管理栄養士、フィットネスモデル実業家などの顔も持っていますよ。
最後に
今回は吉田正尚選手の年俸や出身、経歴などについて紹介しました。ルーキーイヤーから打率や出塁率等の数字は十分高かったため、吉田正尚選手のNPBの通算成績は打率.327、出塁率.421という凄まじいものになっています。まさしくチームの顔だった吉田正尚選手、メジャーでの挑戦も多くのバファローズファンが応援していますよ。